体を鍛えるといっても、いろんな方法がある。

ジムに通って見た目の筋肉を付ける方法、フットサルなどの球技で汗を流してシェイプアップする方法、ヨガで柔軟性と筋肉と精神性を同時に磨く方法など、多種多様だ。

その中で私は格闘技を選んだ。格闘技の中でもボクシングだ。ボクシングはバランス良い細マッチョに慣れるだけではなく、単純にやっていてとても面白いからだ。

ボクシングには闘争心が必要だ。しかし、力んでは相手に勝てない。日々の培ってきたものが100%出る。一夜漬けというわけにはいかない。冷静にいつも通りに楽しむことで力が出る。

オナ禁はボクシングというスポーツと相性がいい。性欲をコントロールすることは、精神をコントロールすることだからだ。

私は今日でオナ禁36日目だ。来月試合を控えているので、その時に禁欲の恵みを最大限に発揮して戦おうと思っている。

以前他界した、モハメドアリはボクシング歴史上の最大のスターだった。モハメドアリは世界をはじめて獲ったときに「禁欲をしていれば楽勝」と語ったという有名な伝説がある。

オナ禁を実行するのは難しい。しかしオナ禁を身につけると、不可能を可能にできる。本来自分が持っていた能力を最大限に発揮できるのだ。

これはジムでスパーリングをしていると身体ですぐにわかる。リセットをした日は明らかに身体のキレが悪いし、回復も遅い。

ボクシングには動体視力がとても大切だが、オナ禁しているときには見てていた相手のパンチが、見えなくなるのだ。

私はオナ禁の継続によって人生を変えることができた。肉体も変わった。性格も変わった。何も持っていなかった自分が、今ではいろんなものを手にいれた。

結局、男というのは自信を手にいれられるかどうかだと思う。自分で自分のことを信じられるかどうか。信用に値する人間だと、自分のことを思えるかどうか。

それは約束を守れる自分なのかどうか、という部分に全て集約されているように思う。そしてボクサーは、自分との約束を守れる人間こそが、強いボクサーである。そういうスポーツである。

全勝で引退を迎えた、フロイド・メイウェザーJrという黒人ボクサーがいる。彼は悪役を自ら買って出るようなところがあり、メディアではヒールとして扱われている。

実際にプライベートでも暴行事件などで刑務所に入っていた時期もあるから、性格的なものもあるのだろう。

しかし彼の日常生活ストイックさ、自分と約束したことを守る力はずば抜けている。それこそが、彼の力を神の領域にまで押し上げた最大の理由である。

世界チャンピオンになるようなボクサーは、誰しもが自分の練習に対する評価が高い。「自分は世界一の練習をしている」「自分より練習している人間はいない」と、本気で信じている。

しかし、私は実際に何人もの世界チャンピオンの練習を目にしてきたが、そこには大きな差が存在している。

さすがにメイウェザーJrの練習に密着したことはないが、彼はみんなが寝ているときも練習している生活スタイルである。